Sunday, August 30, 2009

人を感動させるということ

4月22日(水)晴れのち曇り

スーザン=ボイルさんとポール=ポッツさん

イギリスで始まった、タレント発掘番組で、第1回目の優勝者、ポール=ポッツさん。
彼が、今日朝の番組にゲストで出ていて、彼の今までのハイライトを見たんだけど、彼の素朴な姿に涙が出た。

そして、最近では、スーザンさんっていう47歳の女性が、やはり素晴らしい声で観客を魅了して、そのニュースが何度も出て話題になっている。

ポールさんとスーザンさん、どちらにも共通しているのは、どちらも顔とか容姿が、いわゆる<美形>ではないこと。

だから、ステージに立ったとき、審査員の人達をはじめ、誰もが、『え~、こんな人に何ができるの?』っていう疑いを持たせる。

ところが、一度歌い出したら、本当に素晴らしい声と歌唱力で、審査員の顔がみるみる変わり、唖然として、歌声に聴き入る。その変化が面白い(^ー^)

観客も、感動して、歓声を上げ、立ち上がって拍手を送る。

私も、スーザンさんとポールさんの歌う姿を見ると、つい涙が出てくる。
何度聴いても、見ても泣いてしまう。

二人には、そんな人間としての本物の、何か、不思議な、人を感動させる魅力があると思う。


どちらもとっても素朴なの。
ポールさんは、前歯が欠けてたし(今はプロとして世界中を回っていて、さすがに歯は治してあったけど)。

スーザンさんも、本当に素朴で、47歳まで、年取ったお母様のお世話をしていたということで、結婚を逃して、独身。全然化粧っ気なしで、まゆもげじげじ、ちょっと小太りのおばさん(スーザンさん、失礼)・・・っていう見た目。
でも、それがまた、彼女の魅力であり、個性であり、それだからこそ、注目を浴びたんだよね。

そして、インターネットのユーチューブに載って、世界中の話題になっている。
いいことだわ(nn)

でも、その素朴というかぼくとつさというか、本物の才能が、見る人、聴いている人を動かすんだと思う。美形じゃないから、かえって、それが売り物というんだろうか。。。個性だね。

ポールさんもスーザンさんも、とっても正直で真面目で静か。
ただ本当に歌が大好きな人間、っていう感じで、自分のできることを一生懸命やってるっていう感じ。
歌が上手だということを、ひけらかすために歌うのではなくて、本当に歌を愛しているから、歌っている、っていう感じ。それが伝わってくる。

スーザンさんが、予選で合格をもらったとき、床で足踏みをして、喜んだ姿が、素朴でかわいいと思った。

この二人を見ていると、人間って、どんなことでも、<得意なこと>で、他の人を感動させることができるだなあ・・・って思う。得意なことで、人のためになるんだなあって。。。


『歌を歌うことで、人を幸せにできるんだなあ。。。』(^。^)

『歌だけじゃなくて、どんなことでも、自分のできることで、世の中のためになるんだな、、、』ってあらためて思っているところ。





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